2歳女王決定戦、阪神ジェベナイルフィリーズ
来年のクラシックに向けて、飛躍を誓う、うら若き乙女たちが集結
やはり揃いますね、楽しみな素質馬達が
中でも注目は、アルテミスS組
ラヴェル・リバティアイランド
前走アルテミスSというローテも、ソダシ・サークルオブライフと
勝ち馬を連続して出してきている、黄金ローテ
実際、今年のアルテミスSもメンバー揃っていた印象
そんなレースで連対したこの2頭を注目しないわけにはいかない
勝ち馬ラヴェルは、新馬戦、出遅れながらも、直線のキレ脚だけで勝ち切ってしまう逸材
2着リバティアイランドは、新馬戦で驚異の上り31秒台
新馬の時点で、かなりの素質を感じる2頭
アルテミスSではラヴェルに軍配が上がったが、これはレース展開のあやというべきか
若干スムーズさに欠けたリバティが、遅れをとった印象も
まだ、フラットな条件で追い比べた場合はわからない
確実にこの世代を代表してくるだろう牝馬の再戦に心が躍ります
上記2頭が中心にはなってくるだろうが、他の牝馬達も楽しみな素質馬だらけ
ウンブライルは、前走の勝ちっぷりの強さもあるが
血統的にG1馬ステルヴィオの全妹というのも見逃せない
一つ上の姉、ステルナティーアも素質はある馬で、去年このレースに出走していました
姉はもまれ弱い印象なので、この馬もあまり馬群に包まれて動けないとどうかとは思いますが
スムーズな競馬ができれば、前走のような脚を使えるでしょう
ドゥーラは、ソダシやジオグリフと2年連続でG1馬を排出している、出世レース札幌2歳Sの勝ち馬
ただ札幌、洋芝での経験しかないので、阪神の高速馬場でどこまでか、というのは懸念点か
モリアーナは新馬からコスモス賞と2連勝で、早くから阪神JFを目標に調整されてきた素質馬
武藤調教師と、武藤騎手、親子で挑む、G1レースというのは浪漫があります
もちろんただの夢物語ではなく、チャンスはある馬だと思います
新馬戦は東京で33秒台の切れ味で勝利、札幌では時計のかかる馬場で押切勝ち
異なる条件で強い競馬できるので、純粋に能力の高い馬という印象
ただ八月からの休みあけで、相手関係もわかりづらく、よくも悪くも未知数
今回のレースで各牝馬の序列が決まるでしょうから、これは楽しみですね
ブトンドールは函館2歳勝ち、前走ファンタジーSでも2着と好走
今回初のマイルに距離延長は鍵、父ビックアーサーからもスプリント能力は疑いようはない
かなりのピッチ走法で、力のいる馬場ではかなり見どころあるかも
内枠は欲しいですね、鮫島騎手もインを狙ってこれる騎手ですから
なおさら一発狙うなら内でロスの無い競馬がしたい
他にも、キタウイング・リバーラの重賞勝ち馬もいますし
抽選組では、マラキナイアが気になります
とメンバーを一通り確認してまいりましたが、今のところの本命は
やはりラヴェルですね
なんといっても、一年前、この阪神JFで本命にした、ナミュールの妹ということは大きい
赤松賞での勝ちっぷり、追切の動きに惚れ、この馬は強いぞと
実際、他の方もそう思ったのでしょう、重賞実績ないにも関わらず、G1で一番人気
ですが結果は、まさかの出遅れ、伸びない内を通す、ちぐはぐな競馬で4着
おいおいと、力見せたが、それは無いぜと
一年前の借りを、妹さんに返してもらおうか・・・
まぁこの子、出遅れクセあるので、同じ顛末なきもしないでもないですが
それはそれで、愛おしい姉妹です
ナミュールはその後、チューリップ賞で本来の実力を見せ、勝利
クラシックは確実と思ったが、惜敗が続きます
ですがいづれG1を取れる逸材だとは思っていますので
一足先に妹がG1を取ってもおかしくないと思います
結果が出れば最高ですが、今回かなり素質馬揃いなので、一筋縄では行かないでしょうね
来年のクラシックを見据える意味でも、見逃せない一戦
有力馬の鞍上に若手が多いのも気になるところで、またまた初G1制覇を見れるかも
そんな楽しみも感じながら、週末のレースを待ちわびましょう・・・
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